Laravel JP Conference に行ってきました
conference2019.laravel.jp
同じLaravelのカンファレンスではありますが、Laraconとは別枠としての開催だそうで、第1回&今の時点では次回開催は未定とのことでした…。
去年末のPHPカンファレンスで存在を知り、1月ごろに申し込みました。
Laravelド初心者として参加したのですが、デプロイ・DBなどのチューニングと、PHPerなら(いや言語拘らず)役に立つものばかりで、
とても楽しかったです。
スライドはすでにまとめ記事がありましたので、こちらをご確認ください。
どのセッションも、スライドだけでも言いたいことが伝わる素晴らしいクオリティでしたので!
qiita.com
ここからは各セッションの感想です。
[:contents]
LPはたくさんあったので省略…すみません。
ServiceProvider, ServiceContainer入門
複雑な機能が絡み合っているサービスプロバイダ・サービスコンテナまわりを、機能ごとに切り分けてわかりやすく説明。
残念ながら私はまだこの機能を活用するフェーズに立ててないのですが、
それでも、なんのための機能かどうやって使うべきかを理解することができました。
すっごいわかりやすかったです!
SimpleとEasyは違う
easyとsimpleの違いについて、日本人になら誰にでも伝わるワード「創味のつゆ」を用いて説明。
「創味のつゆ」が万能すぎて、発表を聞いてないエンジニア、いや全く関係ない職種にも違いを説明できるような気がしています。
エキテンとLaravelと私
12年目の自社サービス(エキテン)をマイクロサービス化するにあたって、大変だったこと・よかったことの新卒1年目視点のまとめ。
新卒1年目詐欺のトーク力ですごい楽しく聞けました。
「ビジネスサイドの人にリファクタリングとかマイクロサービス化の重要性を説明したので、リファクタリングに成功した」という話があったためか、
リファクタリング後のビジネスサイドのレスポンスを気にする人が多かったように思います。
施策とフィードバックをセットで求めるのは、エンジニアだからかなとか思っちゃいました…。
Webアプリケーションが今こそ知るべき、RDBMSのパフォーマンスチューニングの勘所 ~ 未踏の速度を目指して~
DBの検索方法とそれを踏まえたINDEXの貼り方や、
そもそもSQLを過度に実行しないようにソースコードをしっかり把握しようというお話でした。
DB気になるので参加しましたがLaravel関係なくすっごくためになるセッションでした!
会社でもフレームワークを使っているのですが、
get()などの使用頻度の高い関数については中身を把握しないまま使っていたので、
キチンとどんなSQL文が実行されているか把握しようと思いました。
Laravelのデプロイ戦略。VPSからDocker、Kubernates、サーバレスまで
インフラ周りのお話だと思います。
私にはまだ早かったようで、「メモを取るより考えながら聞いて」とお話が合ったのですが、便利なツールの名前を覚えることで精一杯になってしまいました……。
便利なツールの役割を理解して、しっかり開発製品にあったツールを選定して使えるようになりたいと思いました。
Laravelで学ぶ、ウェブアプリケーションチューニングの基本
「このサイト重い」と言われたとき、
何が原因か、そもそも自分たちが解決できる範囲にあるのか(ウェブアプリの中で「重い」の原因があるのか)を特定する手順について。
そもそもウェブアプリケーションエンジニアである以上、なんとかできる範囲ってとても狭いんだよ、という現実を教えていただきました。
たしかに、ウェブサイトを表示するまでにあらゆる工程がありすぎて、「サイトが重い」なんて雑なコメントじゃ何が原因かわかりっこないですもんね……。
「重い」の原因の特定方法までツールを含めてしっかり説明していただいたので、自社で実践できるように頑張りたいです。
新卒2年目がLaravelコントリビュート出来た理由とその面白さ
コントリビュートって難しくないよ、
例えば、ドキュメント翻訳・issueの追加でもコントリビュート。
やってみたら自分より技術力のあるエンジニアが助けてくれるから、まずは動き出してみようという内容でした。
OSSって言ったら、多くの人が使ってるものだから変なものがコミットされちゃったらまずいんじゃ、と思っていたのですが、
まずはissueで賛否の声をもらえるし、ソースコードに手を加えるとしても、Gitへのプルリクから始まるし、ダメならSTOPされるだけだし、
なんにしても行動してから考えればいいことを教えていただきました。
新卒2年目ということで自分と比較して聞きましたが、
毎日の技術ブログ更新・OSSへのコントリビュートなどはるかに積極的に行動しているなと思いました。
私もアウトプットをもっと頑張ろうと思いました。(Githubからっぽなので…...)
個人的反省。
じつはセッションと並行して、PHPテストワークショップというのが開催されていたのですが、
そしてめっちゃ参加したかったのですが、
ワークショップなのでPCを持ってきている方が対象で、今回は参加できませんでした。
なので、反省① カンファレンスの事前の情報把握が不十分だったこと。
また、Twitterで実況しながらスライドも確認して、気になることは検索して……といろんなことを同時並行でやるのに、スマホ+iPadは微妙だったかもしれません。
なので、反省② カンファレンスにはPC。
PHPカンファレンスでもそう思ったので! (サンプル数2)
持ち運びやすいコンパクトなPCを持っていけるように準備したいと思います。
最後になりますが、今回のセッション以外のカンファレンスまとめを。
参加費は1000円。
懇親会なしの一般参加の枠は250人くらいあったのでしょうか?(自分のチケット番号からの勝手な推測です。)
チケットの販売期間より前に売り切れていたので、次回があれば発売後すぐの購入をオススメします。
私は奇跡的にキャンセル分の再販売を買えました。
TwitterアカウントとTシャツサイズを申し込み時に入力する必要があったのですが、
それは、Twitterアカウント入りの名札・Tシャツの配布のためでした!
来ました!
— Hatsumi (@884_823) February 16, 2019
(アカウント名が技術アカウントじゃないので再ツイートw) pic.twitter.com/1o3CijhHiq
また、たくさんのスポンサーがいらっしゃいまして、
エコバック・無限コーヒー・今半ランチ(人数限定) をゲットすることができました…!
ランチセッション聞けてお弁当もらえて最高 #laraveljpcon pic.twitter.com/H7yjN2npRd
— Hatsumi (@884_823) February 16, 2019
303でかわいいお水もらいました! #laraveljpcon pic.twitter.com/jP9k5ccxXO
— Hatsumi (@884_823) February 16, 2019
なんでタメになる話をきけるのに、いろいろもらっちゃってるんですかね…。
完全に蛇足ですが、こういったことまとめる人あんまりいないかなと思ったので、まとめさせていただきました。
ほんとに、次回開催が決まっていないのが残念です。
次回があったらまた参加したいです!
それとは別に自分の中で、カンファレンスにたくさん参加して知識を身につけたいという思いが強くなったので、
PHP以外のカンファレンスにも参加したいと思います。